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皆川 宣明; 森井 幸生; 下条 豊
Proceedings of 6th International Conference on Residual Stressess (ICRS-6), Vol.2, p.1107 - 1111, 2000/07
残留応力測定では、ひずみの測定精度が10nm以下を要求される。高精度で測定するには、装置の分解能が良いことが重要である。特にモノクロメーター結晶が全面積に渡って均質なd/dが必要であり、そのため、完全結晶に曲げ応力を負荷し均質なd/dを実現した。またモノクロ中性子ビームを試料位置で高い強度にするため、曲げによる水平方向の集光、及び複数枚の結晶を用い各結晶の抑角を試料位置に集光させることにより、全結晶に入射した中性子ビームを一点に集め中性子強度の増強に成功した。複合材料などの多数の回折ピークが重なり合うような試料においても、高分解能、高精度で残留応力を測定できる装置である。
新村 信雄*; 田中 伊知朗*; 唐沢 裕子*; 皆川 宣明
Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.929 - 931, 1995/00
被引用回数:19 パーセンタイル:72.25(Physics, Condensed Matter)タンパク質・DNA等の生体物質の水素の位置及び、それらの配位水の水素の位置を決定するための装置が、生体物質中性子回折計である。生体物質の単結晶は、大きさが1mm前後で、かつ単位格子が~100であるため、生体物質中性子回折計のモノクロメーターは、波長分散2%以下、角度分散0.4°以下が実現できるものでなければならない。我々は完全結晶シリコンを、ピアノ線を単結晶バーの両端につけ張ることで曲げ、上の要件を満足できるモノクロメーターを開発した。
飯泉 仁
日本結晶学会誌, 21(2), p.168 - 172, 1979/00
二重モノクロメーター、空気浮上方式の中性子スペクトロメーターDMNSを設計製作に当たって採用された新しい中性子スペクトロメーター技術を紹介する。それは(1)タンツボーデン方式、(2)二重モノクロメータ方式、(3)垂直分解能についての工夫である。